のんびり日記

TPP交渉の閣僚会議で、甘利TPP担当相は現地時間の4日に「大筋合意を発表する準備が整った。」と記者会見で述べ、同日中に合意に至る見通しを示した。アメリカとオーストラリアとの医薬品のデーター保護期限に合意したことによる。この会議で合意に達しないと加盟各国で国政選挙が近々あるため、交渉も延期になるのではとの心配もあったうだが、大筋合意に至るということで、そのような心配はなくなった。
TPPについては、日本では加入する前から色々心配していたようだが、交渉する国がアメリカばかりでなく、多数あるため交渉内容も複雑になっているようだ。そのため交渉に時間がかかったようだ。これは加盟各国の国益がからむためだし、国によって事情は違っているためでもある。
これにより世界の国内総生産の4割を占める巨大な経済圏ができるとのことで、日本にも相当な利益がでるとのことのようだ。
このTPPの合意によって伸びる産業はこれからの日本の産業の発展になるだろうが、それをどう日本の経済を良くするかということが必要になってくるだろう。ただ打撃を受ける産業があるので、その産業をどうするかがこれからの課題ではないと思う。TPPは光と影の部分があるようだ。